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第2回 アレルギー教室

COPDとはどんな病気?

ミニ医学講座COPD(慢性閉塞性肺疾患)は日本には500万人以上の患者さんがいると推定されており、気管支喘息の鑑別疾患のひとつです。気管支喘息との合併もしばしばみられます。

☆COPDの症状
  • 代表的な症状は「息切れ」です。
    特に体を動かしたとき、例えば階段を上り下りするときや坂道を上るときに気づきます。
    同年代の人と一緒に歩いていて、他の人より歩くペースが遅れてしまう、といったこともみられます。
  • 「しつこく続く咳や痰」や、風邪をひいたときや運動をしたときの喘鳴(ぜいぜいする)もCOPDの症状です。
☆COPDの気管支と肺の状態

COPDは、空気の通り道である気道が炎症を起こし、酸素を取り込む肺胞の壁が壊れていく病気です。
その結果、空気の出し入れがうまくいかなくなるので、通常の呼吸ができなくなり、息切れがおこります。

☆COPDの主な原因は「タバコ」

COPDは別名「肺の生活習慣病」とも呼ばれ、主に喫煙者、喫煙歴のある人に多い病気です。受動喫煙によってもCOPDは発症することがあります。
タバコの煙には約4000種の化学物質が含まれています。特に人体に悪影響を及ぼすのはニコチン、タール、一酸化炭素です。
タバコの煙に含まれるこれらの有害な物質が、気管支や肺を傷つけることにより、肺胞が壊れたり気管支に炎症が起きたりします。

☆COPDの治療

COPDの治療の基本は、禁煙です。長期にわたる喫煙者のうち7人に1人がCOPDになると言われています。タバコをきっぱりやめて適切な治療を受ければ、病気の進行を遅らせ症状を楽にすることができます。